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日本人が持っている”SDGs(エスディージーズ)のDNA”おすすめの1冊

間久美子 間久美子

昨年からお家時間が多くなったことから、

大好きな映画や旅番組を家で見ながら、刺し子を刺すという新しい至福の時間の過ごし方を見つけました。

表の模様と裏の模様がまったく違った幾何学になるのが楽しくていろんな模様を刺したくなりますし、

同じ模様でも色を変えて刺すと全くちがった印象の布巾が出来上がっちゃうものだから、この1年でどんどん刺してしまいまして、

このままだと生きているうちに到底 使いきれない量の布巾を抱えて老後を迎えることになりそうです。ちょっと心配です。

目がどうにかなりそうな幾何学がたまらないですね

日本人の「もったいない精神」はSDGsの概念そのもの

さて突然ですが、この1年は生活のとても身近なところに

SDGsがやってきたように感じます。

テレビでも新聞でも雑誌でもインターネットでも。

日本に昔からある刺し子布巾の文化も

もともとは貴重な布を補強して大事に使ったり、

薄くなった部分を繕って永く使ったり、

という目的で始まったものと言われているようです。

そうなんです。

刺し子は私がこじつけた一例にすぎませんが

日本人の「もったいない」といった精神、

自分だけじゃなく世間を考えて行動するその心 といった部分が

今の時代、私たちの前にやってきたSDGsの概念と

とても共通している部分があるというのです。

というのを、この夏こちらの本で勉強いたしました。

【Discover Japan9月号】新潟市内の本屋さんで発見できず、アマゾンさんにお世話になりました

SDGsを考えるとき、「環境問題」が物理的なことで一番考えやすいカテゴリーなので、SDGsの取り組みで取り入れやすいものと思います。

企業や個人で取り組んでいるカテゴリーで一番メジャーですね。

ただ、2年ほど前からSDGsの勉強を進めてきて、難しいのは17あるSDGs目標のうち ”物理的なことだけでは解決できない項目があること” だと私は感じています。

今回のこちら(Discover Japan9月号)の特集の特徴は、そんなSDGsの項目に精神的な部分のアプローチがされている点です。日本人のDNAにもともとSDGs的要素があったとは!!

今年、1400回忌を迎える(!)聖徳太子もジェンダー・ボーダーレスの価値観で日本の礎を築いたようです。なんて前衛的!!

日本に昔から伝わる

「もったいない」とか「和をもって貴しとなす」「自然への畏敬」なんていった、美しい心の部分からSDGsを考えるおもしろいきっかけとなってくれる1冊だと思います。

はい、こちら勝手に宣伝です!とてもおススメ◎

(社内で宣伝した結果、広報の南波もその場で「ポチリ」して、すっかりはまっています。笑)

わたしたちナレッジライフも

SDGsの理念に基づいて、持続可能な社会の実現に貢献したいという思いで家づくりをしています。

家の大部分を占める木材はもちろん、どの素材もなるべく環境負荷が少ないもの、人々の身体にやさしいものでの家づくり。

SDGsというと少し難しい印象はあるかもしれませんが、じっくり読んでみてくださいね。

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