住んでから作っていく楽しさと便利さ

「自分たちも家づくりの工事に参加したいなぁ」
と考えている方もいらっしゃると思います。

大きな棚を作ったり、広い壁を塗ったりなんていう
我が家の工事への参加の仕方はハードルが高いですが、

このお宅のようにお気に入りのパーツを見つけてきて、
完成した後にちょっと頑張って自分で取り付けて、
自分好みの空間をつくることは楽しそう！！

ちなみに、紙巻き器の位置をちょっぴり近づけすぎて
座ると膝が当たっちゃうとのことで、ご自分で位置を変更したそうです。

「穴が残っちゃったけど、うまいこと埋められた気がするんです！」

と自信満々に教えていただいたので、
どれどれ．．．とチェックしてみると．．．

真ん中にぽちっと小さな跡がありますが、つまようじを入れて塞いだそう。

100点です！

お施主様曰く

「うちの壁、木でよかった～」とのこと！

ツヤツヤのボードや合板だったら
自分では　ここまできれいに直せないですからね。

お家のパーツやDIY用のグッズもいろいろ自分で探して手に入れられる時代になりました。

住んでから作っていく楽しさ、そして便利さってあるのね。

「時代が変わったなぁ　家づくりも変わったなぁ」なんて

10年以上住まいづくりに関わっていると、ここ数年の変化をとても感じます。

あえて作り込まずに「どうにでもできる状態」で完成させておくのって悪くないのかも。

トイレは決して広い空間ではないので、
あえて扉をつけないで板１枚だけもオススメ。

収納の扉をあけてトイレットペーパー無かった！！なんてことも防げます。

暮らしの道具って、住んでいる間
ずーっと変わらない　なんていうことないですよね。

家電なんて特にこの数年で種類もサイズも使い方もガラッと変わりました。

上記の収納棚のように何も作らない棚を置いたり、突っ張り棒で吊り下げたり。

必要に応じて手を加える、これが「暮らす」ということだと思います。

スティック型の掃除機は棚板を付けちゃっていたら入らないところだったわ！