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お客様から教えて頂いたSNS時代の情報の捉え方:YouTube編-家づくりのいろは-

中村勝治 中村勝治

以前に「SNS時代の情報」についてどう捉えるかを、京都大学大学院教授の佐藤卓己先生の記事を引用して書かせて頂きました。

読んで頂いた方から「確かにそうですね!」とのお声を頂きました。

その話のなかで最近のYouTubeも話題となりました。その時の話がおもしろかったので、少々書かせて頂きます。

お客様の声:家づくりを始めるにあたり、YouTubeで色々な会社さんの家造りについて勉強しましたよ。でも見すぎて、どれが正しいのかよく分からなくなってしまいました。

私の声:YouTubeでどんなことを勉強されたのですか?

お客様:例えば性能面なら断熱性、気密性、耐震性や仕様でどんな部材を使っているかとか、かな・・・・。

私の声:で、どうでしたか?

お客様:説得された感じ、洗脳されたような感じもしましたね。じ~っとパソコン画面を見てるので。

私の声:確かにDX時代、コロナ禍、などでZoomなども普及し家でテレワークもしていますし、そんな中での情報の捉え方って分からなくなってしまいますよね。

テレビや新聞のように公共性のある情報には「その裏付けや表現の適切さ」や、反対意見などもあり、ある程度の「情報の品質・公平性」が担保されているように思います。

お客様:そうですよね!よくよく考えてみたら各工務店さんがYouTubeで一生懸命に説明している情報画像と、公共の電波を使用している放送の情報とごちゃごちゃになってしまっていました。

私の声:そう言われれば確かにそうですね。新しい視点ですね!

お客様:つまり各社さんのYouTubeでのお話は「その会社のCM」なんだなと。決して間違えた事を話しているのではないと思いますが、要は「わが社が一番いい」ということを一生懸命に発信している事だと気が付きました。情報の一方通行ですよね。

そう思って見ると少しこっけいにも思えますが・・

私の声:そうですね。弊社ナレッジライフもYouTubeで展示場の紹介などを出していますが、確かにCMですね。

お客様:それで思ったのですが、それらを見た時に家づくりの一つの考え方だけどそれが「唯一」ではなく、一応見ておいて、最後はたくさんある家づくりの大切な要素についても、その考え方とそのバランスを考え大切にしようと思いました。

私の声:その通りですね。我々もそうした考えで選んで頂ける家づくりをしたいと思います。

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こんな会話でした。

このお話はすごく印象に残っております。

お客様のお考えやものを見る目、洞察力はすごいなとも思いました。最近はSNSでの情報が氾濫していますが、こうした視点を持つことは大事なことだと。あらためて弊社もSNSでの情報発信については心していこうと。

今回もご一読いただきありがとうございました。

ではまた!

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