1982年、琉球大学理工学部建設工学科卒業後、東京芸術大学美術研究科大学院修了(奥村昭雄研究室)。丸谷博男+エーアンドエーを経て、1996年伊礼智設計室開設。現在、東京芸術大学美術学部建築科ならびに共立女子大学の非常勤講師を務めるほか、全国で講演や設計指導を行う。2006年「東京町家・9坪の家」、2007年「東京町家・町角の家」でエコビルド賞受賞。2013年、i-works project でグッドデザイン賞受賞。主な著作:『伊礼智の住宅設計作法』(2009年 編集/新建新聞社・発行/アース工房)/『伊礼智の住宅設計』(2012年 発行/エクスナレッジ)
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小さな家・ひとりふたりの家 / i-works project
時代の変化と共に少しずつ変わっていく私たちの価値観。家づくりにおいては、”小さな家”への考え方がポジティブに。物価高騰やライフスタイルの多様化を受け、広い家=良い家、小さな家=狭い家とは一概に言えないことにも、多くの方が気付き始めています。
ナレッジライフでも、ひとりで暮らす、ふたりで暮らす小さな家のご相談をよくいただき、また建築事例としても多数ございます。
自由設計で自分サイズの小さな家を私たちナレッジライフとつくりましょう。沢山の経験を生かしたお手伝いをさせていただきます。
また、このページで紹介する規格型住宅 i-works projectも小さな家の代表作。
小さな家、ひとり・ふたりの暮らしをお考えの皆様のお力になれるご提案をいたします。ぜひナレッジライフにご相談ください。
< i-works project >
建築家・伊礼智氏と考える、誰もが心地よく小さくても豊かに暮らすことのできる木の住まい。
生活スタイルや家族構成により、選ばれるプランは異なるはずですが、どのプランを選んでも、心地よい居場所のある住まいを手に入れることができます。
このページでは全4つのプランをご紹介しています。

伊礼 智 (伊礼智設計室)

i-works 1.0
名作といわれる住宅に多く採用されている四間角のプラン。
1階にリビングダイニングと水まわり(お風呂・洗面)を、2階には個室を3つ用意し、
一般的な家族が無理なく暮らすことのできる広さを確保しています。
大屋根が印象的な1.0は、延床29.32坪。
勾配天井の吹き抜けの開放感で、家族4人がのびのびと暮らすことができます。
玄関脇には外物置もあり、収納力は充分です。
ベースプラン 1.0-A
- 建築面積
- 66.92㎡(20.25坪)
- 1階床面積
- 55.36㎡(16.75坪)
- 2階床面積
- 41.57㎡(12.57坪)
- 上部ロフト面積
- 13.22㎡(4.00坪)
- 延床面積
(1階+2階) - 96.93㎡(29.32坪)
- 規模
- 地上2階建
- 用途
- 専用住宅
ベースプラン(1.0-A)は大きめのダイニングテーブルをおき、リビングにはソファのほか薪ストーブを設置。造り付けのデスクや収納、キャビネットも用意
i-works 2.0
i-works1.0よりも、一回りコンパクトな、3.5間x3.25間でまとめました。
コンパクトな中にも、ベッドルームや和室といった、暮らす人の居場所を確保。
また1階と2階には、それぞれ4パターンが用意されており、住まい手の要望に応じて組み合わせることで、最大16パターンの間取りを構成することができます。
インナーバルコニーや多くの収納等、限られた面積の中で考え抜かれた
全く無駄のない空間構成になっています。
ベースプラン 2.0
- 建築面積
- 37.59㎡(11.37坪)
- 1階床面積
- 37.59㎡(11.37坪)
- 2階床面積
- 37.59㎡(11.37坪)
- 上部ロフト面積
- 14.45㎡(4.37坪)
- 延床面積
(1階+2階) - 75.18㎡(22.74坪)
- 規模
- 地上2階建
- 用途
- 専用住宅
i-works 3.0
i-works 1.0と2.0の ”ちょうど中間” の3.5間角のベース。
納戸付きの広々とした玄関スペースに加え、L型のキッチンを採用して回れる家事動線を実現。
オプションとして下屋を足すことで、余裕ある空間構成を実現することが出来ます。
ベースプラン 3.0
- 建築面積
- 52.88 ㎡(15.96坪)
- 1階床面積
- 52.88 ㎡(15.96坪)
- 2階床面積
- 40.48 ㎡(12.22坪)
- ロフト面積
- 17.35 ㎡(5.23坪)
- 延床面積
(1階+2階) - 93.36 ㎡(28.18坪)
- 規模
- 地上2階建
- 用途
- 専用住宅
i-works 4.0
「終の棲家」がテーマでスタートしたi-works初の平屋タイプ(建築申請上は2階建て)。
1階で生活が完結するプランです。2階は予備室、巣立った子供たちが泊まれるようになっています。
ところが設計を進めていくにつれて子育て世帯にも向くことが分かりました。
4畳半を組合せたプランには、使いやすいコックピット型のキッチンを採用。
真壁工法でi-worksの中でもっとも目視率が高い。
4畳半の空間に自分の暮らしを割り当てていくような感覚のプランです。
ベースプラン 4.0
- 建築面積
- 83.03 ㎡(25.12坪)
- 1階床面積
- 73.80 ㎡(22.33坪)
- 2階床面積
- 7.35 ㎡(5.23坪)
- 延床面積
(1階+2階) - 91.15 ㎡(27.56坪)
- 規模
- 地上2階建
- 用途
- 専用住宅
基本仕様
伊礼智がこだわり抜いた素材を。
i-worksに用いられる材料や素材は、
1.シンプルで永く飽きのこないデザイン
2.安全で健 康に害を及ぼさないもの
3.環境負荷が極力少ないこと
といった条件のもと、選定しています。
※プランによっては仕様が変更になることがあります。
参考仕様
- 構造材
- 紀州杉・檜
- 断熱材
- セルロースファイバー
- 内壁
- ビーナスコート
(塗り壁/原料:卵の殻) - 外壁
- スーパー白洲そとん壁W
/ ZiG(三角波のGL鋼板) - キッチン
- i-works オリジナルキッチン
- 浴室
- i-works オリジナル
ハーフユニットバス - 玄関
- i-works オリジナル
木製玄関引き戸 - 屋根
- ガルバリウム鋼板
- サッシ
- LIXIL LWスライディング
サーモスシリーズ
仕様詳細





サッシ
LWスライディング
リビングに、外とつながる心地よさを。まるで” 透明な壁” のような大きな窓から、あたたかい日差しがたっぷり入ってくる。視界を遮らないフレームインデザインで、四季折々の景色が開口部いっぱいに広がっていく。

キッチン
i-works オリジナル
i-worksでは、リビングと共にまとめられたオリジナルのキッチンを採用します。標準のデザインで統一感のある仕上げとしています。(IH・ガスは選択可)

浴室
i-works オリジナル
i-worksはハーフユニットを標準としています。桧の壁・天井材に加えて、木製の開きドアの仕様となります。板張りのハーフユニットバスは、とてもリラックスできる空間です。

※記載の素材や仕様以外でのご提案も可能です。