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日本の暮らしと風

 
「日本の暮らしと風」

 

 

「二百十日」という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。

立春から数えて210日目、9月1日ごろにあたり、台風襲来の多い時期で、昔から農家の厄日とされていました。

日本では昔から農業や漁業・林業が盛んで、自然との関わりの中で生活が成り立っていました。

中でも「風」についてはたくさんの言葉があり、いろいろな意味が含まれています。

 

●野分(のわき)―― 野の風

秋から冬にかけて吹く暴風で、昔は台風のことを「野分」と言いました。

野の草や木を分けて吹く風の意味です。

 

●雁渡し(かりわたし)―― 空の風

初秋の頃に吹く北風のこと。

ちょうど雁が渡ってくるころに吹くのでその名が付いたといわれています。

 

 

●颪(おろし)―― 山の風

冬季に丘地や山から吹下ろす冷たい風のこと。

「富士おろし」や「六甲おろし」など山の名がつけられています。

 

 

日本は、四季の表情が豊かな国。

時季に吹く風にも古来から様々な意味合いも込められ、私たちの暮らしにも関わっています。

みなさまも四季各々の「風」について様々な観点でみてみるのも面白いかもしれません。

 

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執筆:

田淵 展子(タブチヒロコ)

有限会社 ラ・クラム代表取締役。
フードプロデューサー/コーディネート、フードビジネスコンサルティング、
フードイベントプロデュースなどを中心に、新潟の誇る食や産業を広め発信し、
つながりや活性化させるための様々な活動を行なっている。新潟市出身。

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