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【社長】住まいと健康 

中村勝治 自己紹介へ
2014/07/27(日) 日々のこと

 

日本に「一般社団法人健康省エネを推進する国民会議」という団体があります。

弊社もその会員になっています。何をしているかというと、住まいは健康と大きなつながりを持って

います。より健康的な住環境を、医師や行政、大学機関、建築会、つくり手、消費者団体がその枠組みを

越えて知恵を出しあい協力する事により、その地域の健康を向上、守っていこうという運動です。

 

先日その地域組織である「にいがた健康・省エネ住宅推進協議会」が結成され、福島県立医科大学名誉教

、医学博士の田中正敏先生を会長に迎え、活動がスタートしました。

なぜか田中先生は、一級建築士のライセンスもお持ちです。

この協議会の活動は、現在国が考え進めている「スマートウエルネス住宅・シティー構想」にも関連

していく活動です。

私も30年程前より健康住宅、長く住める住宅、をテーマにこの仕事に携わってきました。

しかしその当時は先に述べた建築以外の医師や行政、大学機関などの方々との連携はほとんどありません

でしたし、住宅と健康に密接な関連性があるとはあまり考えられていませんでした。

エビデンス(証拠、根拠となるデータ等)になるものもほとんどありませんでした。

その後、シックハウスやヒートショックなどの身体に及ぼす影響や、家族のコミュニケーションを家のつ

りよう(間取りなど)が阻害することにより、特に子供たちの心の成長に影響を及ぼす可能性が高い

などの研究も進んできました。いずれにしても住まいが体や心に少なからず影響しているのです。

健康の「健」の字はよく見ると人と建がくっついていますよね。

生活が向上し豊かになり平均寿命も先進国のなかでも一番急激に伸びたのが日本なのです。しかしながら

健康寿命(健康でいられる期間)は平均寿命よりも約10年程短く、その後は何らかの疾患を持ちながら

高額な医療費を積み重ねていきます。

医療費・介護費についての厚生労働省の試算では2025年には現在の3倍になるとしています。

その額は現在の国家予算と同じ位なのです。

これでは国も破綻してします。 

 

 

私たち住宅業界もこうした問題対して真剣に取り組み、健康的で長く住める省エネな住まいの啓蒙と提供

に努力してまいります。

 

 

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