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家づくり、建築中しか目にすることができない部分にも注目!現場サイドから3つの工程を紹介

中村将勝 中村将勝

こんにちは。

天候も良く過ごしやすい季節になってきました。

ついウトウトしてしまいますね…

さて、お家が建って完成すると
≪見えなくなってしまうところ≫ が沢山ありますよね。

目に見える部分の品質やデザインはもちろん大事ですが、
建築中にしか目にすることのできない部分にも
注目していただければ嬉しいです。

そんな建築中にしか見れないポイントを
現場サイドから3つご紹介したいと思います。

スタートはここから「地盤改良工事」

地盤調査の結果をもとに
その敷地の地盤に適した改良方法を選定し、地盤改良の工事を行います。

写真の工法はピュアパイル工法といい、
セメントミルクを流し込んで地中に硬化した柱を作り出し
硬化した柱硬(杭)と地盤で家を支えています。

掘削ロッドで地中を掘り、支持層に到達したのちに
セメントミルクを吐出しながら引き上げていきます。

不要な土などが混ざらず強固な柱(杭)を形成するのと

一本当たりの打設時間が約5分のため早くて確実な施工ができます。

高品質で工期短縮になることがメリットですね。

家を支える重要な「基礎工事」

構造計算に基づいて、基礎形状の選定と
配筋を考察しながら図面化していきます。

写真はベタ基礎で配筋施工が完了した様子です。

施工完了後には必ず検査員による配筋検査を実施します。

問題がなければコンクリートを打設していきます。

お家の土台となる基礎。

コンクリートを流してしまうと後戻りができない非常に重要な工程の一つです。

私たちナレッジライフでは、
検査員による検査を受ける前に図面をもとに現場を確認することはもちろんですが、
検査会社指定の検査項目に準じた自主検査も行っております。

検査員と自社でのダブルチェックを行うことで間違いのない品質を実現しています。

基礎屋さんも緊張感を持って丁寧なお仕事をしてくださっています。

基礎屋さん、いつもありがとうございます!

見えなくところが多くなる「木工事」

木工事に入ると完成後は見えなくなるところが増えていきます。

壁の中にある構造材、床下地の釘やビスピッチ、サッシまわりの防水処理など…

見えなくなってしまうところで特に気を付けているのが『隙間』の処理です。

隙間ができると冷気が入ったり暖気が逃げたりしてしまう原因に。

施工上どうしても隙間ができてしまう箇所には
発砲ウレタンを吹き込んで隙間を埋める処理を行います。

充填しにくいジョイント部分等は気密テープを貼ったりしています。

隙間の処理は家づくりの中で大事なポイントです。

大工さんに処理をお願いしていますが、
私たち現場監督も確認して気がついたらやっています。

さて、家が建つと≪見えなくなるところ≫を3つ紹介しました。

家の出来栄え、目に見える部分の品質も非常に重要です。

それに加えて、建築後は見えなくなってしまう部分が
いかに品質の高い施工がされているかで
本当に良い家かどうかを決めるんじゃないかと思っています。

品質の管理をするのは我々現場の仕事ですが
これから家を建てられる方や家づくりを考えられている方、
ぜひ現場へ足を運んで自分の目で見てみてください。

重要なポイントを知ることでさらに楽しいお家づくりができるかと思います!

他にもたくさんありますが、またの機会に。

それでは!

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