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木の家のメンテナンス事例を紹介|ソフトクローズ機能を後付けした木製建具の改良
ソフトクローズ機能を後付けで付けた
木製建具の改良メンテナンスの紹介です。
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閉めるときは良いのですが、
開ける際に上部でキャッチしているソフトクローズ機能の
引っかかりに負けて、建具の下部が先にスライドして
上部は残った状態となりガタっとなってしまったのです。
そこで上部の引っかかりに負けず、
建具がスムーズに引けるように建具自体の重量を上げる改良をすることに。
そもそもですが、ソフトクローズ機能とは
ご存知の方も多いかもしれませんが、
建具を閉める時にドンッ!バタン!と
ならないようにするための機能がついている部品のこと。
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写真赤枠がソフトクローズの部品で、鴨居溝の中に仕込みます。
写真黄枠の部分がソフトクローズの部品にキャッチされるよう加工されています。
建具がスライドした時にこの二つが作用して
閉める時の勢いを抑えてスーッと閉まるようになります。
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建具屋の職人さんに加工してもらいます
いつもお世話になっている建具屋さんに
建具と資材を持ち込みいざ改良!
持ち込んだ資材がこちら(鉄の丸棒です)
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この丸棒を建具の下部に仕込んでいきます。
まずは、丸棒を入れ込むための溝を掘りました。
溝の深さ、幅を設定をします。
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設定後、建具を加工機材の上にセット。
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スクリューで溝を掘っていきます。
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溝堀りが完成。綺麗に掘れてます。
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この中に鉄の丸棒を仕込んでいきます。
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![](https://www.knowledge-pure.com/wp-content/uploads/2023/01/image-12.jpg)
2本仕込みました。
1枚目の写真、奥に丸棒が入っていて、間に木を挟めて2本目の丸棒を仕込んでいます。
なぜ木を?と建具屋さんに質問をしたところ
「鉄と鉄がぶつかって音が鳴ると悪いから」と。
細かな気遣いが素晴らしい…。
そして蓋をし、くっつけて完成です。
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完成後に検証をしましたが、まだ重量が足りない結果となってしまいました。
引き続きもう少し重量を上げる改良を行っていきます!
ナレッジライフの家は、無垢の床と合わせて
木製建具を採用していますが、このようにメンテナンスできたり
オリジナルのデザインにできたりするのが魅力です。
ぜひ展示場で空間の一体感をご確認ください。お待ちしております。