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column 01: 季節の節目をとらえる「五節供」

 

 

 

「五節供」…

これは「ごせっく」と詠みます。

古来から私たち日本人は「節目」の時を
大切にしてきました。

それは「日常」を健やかに保つためのシステムです。

同じことの繰り返しになる日常の折り目、
節に心と身体のよみがえりを図るリフレッシュであり、
エネルギーの入れ替わりでもあります。

節目や区切りは「節句」ではなく、
節や食べ物への「供養」の意味として捉えることも重要であり、
平安時代から続くものでもあります。

 

-五節供

1月7日「人日(じんじつ)」(七草粥の日)

3月3日「上巳(じょうし)」(桃の節供)

5月5日「端午(たんご)」

7月7日「七夕(しちせき)」 

9月9日「重陽(ちょうよう)」(菊の節供)  

 

 

体調の変化が著しい時期である節目には、
けがれを祓い(はらい)、御祭りとして、
心身共に健やかに生き抜く習わしとしてきました。

「祓う」とは日本の文化です。

 

-
3月は「弥生」(やよい)

旧暦の3月は、新暦の4月頃です。

弥生は「益々生い茂る」という意味です。

「弥」は、イヤとも読み、益々盛える(さかえる)という意味です。

 

 

3月は桃の節供。

桃は、丈夫で長く生きていく象徴。

徳川家康は、梅や桃を好んでいたといわれます。

桃の花は鮮やかに縦に伸びるように香り咲き、実の中に
「仁(じん)」(種のエキス)が身体を温めることから、
長く丈夫に生きるとされてきました。

また古事記には、黄泉(よみ)の国に伊邪那岐(いざなぎ)が
この世に戻る際に体中が腐敗している者たちに桃を投げつけ、
死の穢れ(けがれ)を祓いました。

桃についての最もなじみのある昔話「桃太郎」。

桃太郎伝説の中で、桃から誕生する桃太郎は、
桃の生命力そのもの、力強さも表し、生きる源なのです。

桃の「仁」は、ホルモン機能の活性化に漢方薬として用いられています。

桃の時期に合わせた旧暦の「上巳(じょうし)の節供」(桃の節供)こそ
本来の意味のある節供といえるものではないでしょうか。

 

執筆:

田淵 展子(タブチヒロコ)

有限会社 ラ・クラム代表取締役。
フードプロデューサー/コーディネート、フードビジネスコンサルティング、
フードイベントプロデュースなどを中心に、新潟の誇る食や産業を広め発信し、
つながりや活性化させるための様々な活動を行なっている。新潟市出身。

HP:ラ・クラム http://la-creme.me

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